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【第85回 仙台 住まいるカフェ】鷹野あけみ先生による「訪問介護~在宅と施設入居のさかいめ」開催報告

再開二回目となる今回は、訪問介護についてのお話を、
現場でご活躍中の介護福祉士、鷹野 あけみ 先生よりいただきました。
ご自宅で生活を望んでいる方には心強いサポートの「訪問介護」。
実際にサポートが必要になったら、具体的にどのような手続きをするのかを
丁寧に説明いただきました。

~訪問介護とは~
利用者が在宅のまま自立した日常生活が出来るよう、
「生活援助」を行うサービスのこと。

介護福祉士や訪問介護員(ホームヘルパー)が、
利用者の自宅に直接訪問し、援助や支援を行います。

○身体介助⇒食事・入浴・排泄など直接身体に触れる支援
○生活介助⇒掃除・洗濯・調理などの家事面支援
○外出支援⇒通院時の外出移動サポート

※介護認定『非該当』、介護認定調査中、介護認定の調査の経験がなくても、
有料で一時的に下記サービスを受けることができます。

介護保険サービス例
✅食事介助     ✅入浴介助       ✅排泄介助
✅服薬介助     ✅通院の付き添い  ✅薬の受け取り
・食事の準備(調理)
・日用品の買い物
・水洗いできる普段着の洗濯
・普段使用しているシーツカバー類の洗濯
・食事の後片付け
・ゴミ出し
・居室の掃除機かけ
・トイレ、オフロ掃除
・着替え援助 など

介護保険外(自費)サービス例
✅散歩付き添い   ✅行楽付き添い  ✅観劇付き添い
✅映画鑑賞付き添い ✅墓参り     ✅入退院の支援
✅入院中の見守り  ✅買い物(趣向物)
✅大掃除含む家事全般 ※専門性の高いものは対象外です
✅来客準備
✅電球の取り換え、窓掃除OKです   ✅部屋の模様替え
✅草とり ✅ペットの対応(散歩含む) ✅話し相手

※介護認定されていれば、介護保険サービス例の項目を
「介護保険サービス」を使って定期的に利用できます。
介護保険外(自費)サービ内容も有料で一時的に依頼することはできます。

利用するには・・・

①相談
→ お近くの地域包括支援センターへ
介護認定調査の経験がなくても、自立や非該当でも、自費のサービスを利用したいと
伝えれば、有料のサービスを紹介してもらえます。まずは電話でお問い合わせください。
その際、介護認定調査をするかどうか聞かれます。
②申請
→市区町村、もしくは地域支援包括支援センターへ
介護認定調査をご希望の場合、本人もしくは家族が申請(既定の申請書に記入・提出)
③判定
訪問調査後、介護認定審査会を経て、判定の通知(介護認定)
介護認定(要支援1~要介護5、7段階)が出れば、
介護保険を利用した保険サービスを受けられるようになります。
編集後記

前回に引き続き、「対面講演」とパソコンやスマホ・タブレットでのオンライン併用となりました。
接続いただいた方々には、音声の聞き取りにくい部分があったとのことで、大変失礼いたしました。
次回に生かしていきたいと存じます。

一昨年の出席人数を見ますと、夏に向かって増え20人を超えている回も多く、
今後多くの方に出席をお断りする状況となることが予想されます。
出席をご希望の方にはご不便をおかけしますが、なにとぞご容赦頂きたく存じます。
オンラインでの参加はハードルが高いとは思いますが、皆さまにはご一考いただければ幸いです。